唐突にLIVE A LIVE


お前に言われるまでもない!
死ぬ前に一度はやっておいた方がいいゲーム「あの世で俺に詫び続けるRPG」で有名なライブアライブのお話です。


http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=29212995


サントラの予約を逃して特典ゲットできませんでした…がッ!やっぱりどの曲も名曲です。
この曲はあの時の…とシーンが脳裏に思い浮かびますね。
夏休みということもあって懐ゲーをプレイしていますがSFCの名作マリオRPGやスーパーDXに並んでライブアライブもイチオシです。



LIVE A LIVE」とは…ッ!! 〜知らない方にも分かるかも知れない解説〜


聖剣3やFF6などこの頃のドットは至高だなーと思いますがライブアライブは1994年のゲームで全体的にはFF5くらいのクオリティです。
敵のドットはこちらの方が良いと思いますが。


ライブアライブの優れている点はとにかく演出がスバラシイ…ッ!
演出・サウンド・展開がまさしく三位一体でとても引き込まれます。
熱さなら近未来編、功夫編が燃え燃えですね。
全体的に台詞が熱くユーモアに溢れています。戦闘に勝った時のテキストの時点で「勝利ッ!!」ですし。
長所が特出しすぎていてグラフィック、戦闘、謎解き要素などは見劣りして感じるかも知れません。
戦闘システムは好きな人は好きかも…人を選ぶと思います。


まず「ライブアライブ」は一つのゲームの中に7つのRPG(と言っていいのか?)が入っています。
時代を表していて「スト2風で戦闘しかない」ものや、「サウンドノベル風で戦闘が殆どない」ものまで様々です。
長さもまちまちです。
どのゲームを遊ぶか選択する際にカーソルのデフォルト位置が「幕末編」になっていますが、やりこみ要素が最も多くて真面目にプレイすると一番時間もかかるので
私は初めての人には「功夫編」をおすすめします…。「西部編」も短めでやり直しやすいので良いです。


7つのシナリオをクリアすると隠しシナリオの8つ目が選べるようになります。
それをクリアすると「最終編」です。7つのシナリオの主人公が集結し、パーティーを組めるようになります。
この全部をクリアした時に「ライブアライブ」という1つのまとまったゲームの全体像を感じられるのです。
あー…このゲームは名作だ!と。マルチエンドなので(最終編の最初と最後に大きな分岐があるだけですが)ベストを選んだ時は、となりますが。
どんなゲームでも制作側の落とし処がわかると納得するし、安心しますね。
(ドラッグオンドラグーンとかも正直東京タワーにブッ刺さりENDが一番作品のテンションに合っててしっくりくるんですが少数派かな…。空に舞う無数の妹ENDも好きですが)


ライブアライブは「王道RPGに物申す」というテーマだったのかなあ、と勝手に解釈しています。
最近ではラスボスにもラスボスたる所以があって同情の余地があるよ!なんてことがザラで逆にカタルシスに欠ける場合もありますが、
このゲームが出た頃はドラクエ、FFが最盛期でラスボスに情状酌量もなく有無を言わさず抹殺していたので当時のRPG界に一石を投じたゲームだったのだと思います。
よく知りませんがライブアライブが元で日本で「ラスボス殺さない系ゲーム」が増え始めたとしたならちょっと複雑…。


時代といえばこのゲームはエヴァンゲリオンより先に世に出ています。
近未来編の設定を考えた人はすごすぎる。
近未来編はシステムなどは普通のRPGですがストーリーは熱すぎてヤバイ。ここ単体でスパロボに出てもいいレベルです。
主人公のアキラは何とも残念性能ですが…。見た目や性格などは主人公らしいし好きなんですが戦闘面で如何せん雑魚すぎる…。超能力者なのに最強技がローキックなんていじめじゃないですか。回復役もキューブのが優れているという。
パーティーはサンダウン(ハリケーンショットが厨性能)、師範(レイだとサンダウンより早くてハリケーンショットに近い威力の心山拳奥義)が確定でキューブ、高原(通打だけで通用してしまう)、おぼろで残りを埋めるのが安定ですね。ポゴもサモとステータスが多少かぶってるけどアキラより圧倒的に強いよ。


このゲームの近未来は「2010年」ですっかり過ぎてしまいましたがやっぱり良いゲームはいつプレイしても良いゲームだなあと思います。
2014年という説もありますがそれにしたってあんなハイレベルなたいやき屋が登場するのはもっと未来にんるだろうなあ。


ここまで書いておいてなんですが一番好きなキャラはサンダウンです。
CV:大塚明夫て感じでカッコイイ…!